第n次趣味人化計画

いく度となく趣味人になりたいと思い続けて幾星霜。今度こそは。

宇宙開発SFというジャンルに触れて

そもそもSFというジャンルの本にあまり触れたことがなかったのですが、http://wivern.exblog.jp:超音速備忘録で、

「本当にSF素養がない人はこのへん読んでおくといいんじゃないかな」というオススメSF本

「文学としてのSFをひとつも読んだことがない」という状態で観るとかなり厳しいと思うんですよね。

と言われていたので、素直におすすめ本を読んでから見に行くことにした。

というわけで、読んだのは

ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)

これです。


SFが少し不思議じゃない

一番驚いたのがこれ。個々のストーリーに関しては特に喋りませんが…
SFって、なんというかもっとこうフィクション色が強い、というイメージだったんですが、宇宙開発ものという事実にある程度即したものということで、すごくリアリティに溢れていたことに驚きました。特に最初の「主任設計者」にはすごく引き込まれた。
明らかに今現在存在していないな、と思うものについては、これって虚構なんだな、と判断することができたのですが、史実とまぜまぜで書いてあると何が本当で何が虚構なのか区別がつかなくて、どんどんのめり込んでしまいました。作家の技量はもちろん大きく関係しているけど、こういう書き方ができるって凄いなぁと思いました。


メカが好きだ


それと、根本的に自分はやっぱりメカとか開発とか好きなんだなぁという実感を得ました。わからない単語や機械などが多々登場しましたが、普段の私なら興味を失うところで楽しく読み進められたので、好きだなーと。


読んでみて辛かったところ

しいて言うと、短編集だったせいか時間の句切れが多くて、いちいち「何年経った?」と前のページに戻っていたのが辛かったですね…数に弱いのでこういうのは慣れるしかない感…あとは終わり方?これはすごく難しいし、物語はやっぱり読者に想像の余地を残して終わる方が良いのだろうか…結末をバシッと伝えるとムードが台無しになる?かどうかはよく考えないと行けない気がするけど。



この次は時間SFの方のアンソロジーを読むつもりなので楽しみ。こっちの方がもうちょいフィクションっぽいのかなー?